よくあるご質問
カテゴリ絞り込み
Air-Incom.Lite(エアインカムライト)
特定小電力無線
同時通話
Q1.
デジタルモードや同時通話モードの通話可能エリアはアナログ交互通話に比べて狭く感じます。なぜ?
A1.
デジタルについて
弊社の連絡用無線機では、デジタルもアナログも「音の元」になる信号を運ぶ電波は同じものですから、到達距離はアナログもデジタルも変わりません。ただ、電波が弱い状態では、デジタル通信の場合、データに置き換えられた音声情報が途切れ途切れになり、受信機側で正しく音声に組み立て直すことがしにくくなります。アナログでも似たような信号切れは起こりますが、「りょうXい、XXうかい」を「あ、了解か」と人間の頭脳でエラー補正ができるアナログ通信と異なり、デジタルでは音が崩れるか、復調できなくなるため体感的には通信距離が短く感じられることが有ります。
同時通話について
同時通話は送信・受信それぞれに別の専用電波を使い、グループトークで使うCTCSSトーンと呼ばれる低周波を送信電波に乗せて、受信側がそれを判読できている間は両者で通話が成立します。しかし電波伝搬に障害があってトーンを判別できないと通話が切れてしまいます。電波が飛ぶ距離は同じでも、このように電波を判別して制御する都合上、通話が切れやすいと感じることがあります。また連続同時通話は交互通話の1/10の出力に制限される規格があり、さらに通話エリアは狭くなります。
弊社の連絡用無線機では、デジタルもアナログも「音の元」になる信号を運ぶ電波は同じものですから、到達距離はアナログもデジタルも変わりません。ただ、電波が弱い状態では、デジタル通信の場合、データに置き換えられた音声情報が途切れ途切れになり、受信機側で正しく音声に組み立て直すことがしにくくなります。アナログでも似たような信号切れは起こりますが、「りょうXい、XXうかい」を「あ、了解か」と人間の頭脳でエラー補正ができるアナログ通信と異なり、デジタルでは音が崩れるか、復調できなくなるため体感的には通信距離が短く感じられることが有ります。
同時通話について
同時通話は送信・受信それぞれに別の専用電波を使い、グループトークで使うCTCSSトーンと呼ばれる低周波を送信電波に乗せて、受信側がそれを判読できている間は両者で通話が成立します。しかし電波伝搬に障害があってトーンを判別できないと通話が切れてしまいます。電波が飛ぶ距離は同じでも、このように電波を判別して制御する都合上、通話が切れやすいと感じることがあります。また連続同時通話は交互通話の1/10の出力に制限される規格があり、さらに通話エリアは狭くなります。
Q2.
同時通話モードでの中継はできますか?
A2.
2者間同時通話であれば可能です。
【2者間同時通話の場合】
DJ-R200DLを2台と接続ケーブルADUA-97で1台の同時通話中継器を作ることができます。説明書にある「モード6:複信中継器モード」をご参照ください。
同時通話中継器には必ずアンテナの長いLタイプをお使いください。短いタイプは実用的ではありません。
【3者間同時通話機で2者間通話する】
DJ-P300またはDJ-P113Rを1台中継器代わりにして、DJ-P300を2台子機として使い、2者間連続同時通話ができます。通話モードは3台とも通常の3者同時通話で、中継器にする1台の送信ボタンを最初に押すだけです。但し、子機2台と中継器の間の位置関係に制限がありますので、あらかじめこちらのDJ-P113R補足説明書P.1/6~3/6の説明をお読みください。また、中継器役の個体には、後述の設定が必要です。
弊社の実験では微弱電波の連続送信となる3者同時通話モードでもR100DやR200Dの中継システムと遜色ない通話エリアが確保でき、中継器役はP300でもP113Rでも大きな違いはありませんでした。どちらもACアダプターと車載用シガーソケットDCケーブル対応なので中継器の電池の減りも心配ありません。
*中継器となる個体(以下、中継器)への設定
※ 中継器にもイヤホンジャックを使用するアクセサリーが必要です。使用しないとハウリングが起きて中継できません。推奨はイヤホンです。イヤホンマイクはマイクが環境雑音を拾うため中継器にはお勧めしません。EDS-14変換ケーブルでも代用できますが、拡張セットモードでイヤホン断線警告機能をオフにする必要があります。これをしないと警告音が鳴って作動しません。
・中継器役の無線機にEME-58やEME-60など1軸4極型のイヤホンをジャックにねじ込んで止めます。
・DJ-P300であれば拡張説明書の項目27 「別売アクセサリーの PTT 対応」をALLからoutに切り替えます。
・DJ-P113Rであれば拡張説明書の項目33 「オプション使用時の PTT/マイク設定」を ALLからoUtに切り替えます。
・中継器役、子機とも3者同時通話モードにして、通話するときは中継器役のPTTを一番最初に押します。「子機」の表示が消え、「送」が表示されたことを確認します。
・電波の干渉を避けるため、実用時はお互いに中継器から10m以上離れてください。
・ご使用後は全ての無線機の電源を切ってください。
【2者間同時通話の場合】
DJ-R200DLを2台と接続ケーブルADUA-97で1台の同時通話中継器を作ることができます。説明書にある「モード6:複信中継器モード」をご参照ください。
同時通話中継器には必ずアンテナの長いLタイプをお使いください。短いタイプは実用的ではありません。
【3者間同時通話機で2者間通話する】
DJ-P300またはDJ-P113Rを1台中継器代わりにして、DJ-P300を2台子機として使い、2者間連続同時通話ができます。通話モードは3台とも通常の3者同時通話で、中継器にする1台の送信ボタンを最初に押すだけです。但し、子機2台と中継器の間の位置関係に制限がありますので、あらかじめこちらのDJ-P113R補足説明書P.1/6~3/6の説明をお読みください。また、中継器役の個体には、後述の設定が必要です。
弊社の実験では微弱電波の連続送信となる3者同時通話モードでもR100DやR200Dの中継システムと遜色ない通話エリアが確保でき、中継器役はP300でもP113Rでも大きな違いはありませんでした。どちらもACアダプターと車載用シガーソケットDCケーブル対応なので中継器の電池の減りも心配ありません。
*中継器となる個体(以下、中継器)への設定
※ 中継器にもイヤホンジャックを使用するアクセサリーが必要です。使用しないとハウリングが起きて中継できません。推奨はイヤホンです。イヤホンマイクはマイクが環境雑音を拾うため中継器にはお勧めしません。EDS-14変換ケーブルでも代用できますが、拡張セットモードでイヤホン断線警告機能をオフにする必要があります。これをしないと警告音が鳴って作動しません。
・中継器役の無線機にEME-58やEME-60など1軸4極型のイヤホンをジャックにねじ込んで止めます。
・DJ-P300であれば拡張説明書の項目27 「別売アクセサリーの PTT 対応」をALLからoutに切り替えます。
・DJ-P113Rであれば拡張説明書の項目33 「オプション使用時の PTT/マイク設定」を ALLからoUtに切り替えます。
・中継器役、子機とも3者同時通話モードにして、通話するときは中継器役のPTTを一番最初に押します。「子機」の表示が消え、「送」が表示されたことを確認します。
・電波の干渉を避けるため、実用時はお互いに中継器から10m以上離れてください。
・ご使用後は全ての無線機の電源を切ってください。
Q3.
同時通話モードでは、複数のユーザーが一緒に話せるの?複数同時通話ができる無線機はありますか?
A3.
現在、アルインコの同時通話機には2者間、3者間、4者間通話の3タイプがあります。
・通話は2・3・4者間ですが、電波が受信できる場所にいる全てのユーザーはこの通話を聞け、通話が終われば任意の人が通話ユーザーとなって新たな通話を始められます。
・それぞれCH設定などが専用になるため、3者設定で2者間通話、のような「大は小を兼ねる」ことはできません。
・通話に割り込むことはできません。
・他社製品間での同時通話はできません。
・3・4者間通話では、距離が近くてもユーザーの位置関係によっては通話が途切れることがあります。
・3分に一度のタイムアウト制限を解除するため送信出力を低くしているので、交互通話の半分程度まで通話距離は短くなります。
2者間同時通話の代表機種はDJ-R200DLです。生産を終了したDJ-P45、DJ-P25、DJ-R100DLとも通話できます。
強制(PTT)モードなら、呼び出しベル音の代わりに音声で「Aさん、聞こえる?」のように通話したい相手を呼び出してから同時通話が行えます。両者が送信状態になっている間は同時通話ができ、テキパキした短い連絡がしたいときは交互通話の様に使うこともできる便利なモードです。なお、アンテナは必ずLタイプをお選びください。Sタイプも同時通話が可能ですが、通話エリアは極端に狭くなります。
3名であればDJ-P300が対応します。
4人同時通話ができるのがDJ-P400と、ヘルメット装着型のDJ-PHM20です。いずれも交互通話、2名・3名同時通話にも対応しますが交互通話中継はDJ-PHM20以外、対応しません。
クレーン作業などで、近距離で複数名がリアルタイムにつながって、割り込みができる同時通話システムはMシステムがあります。Mシステムは特小無線とは異なるカテゴリー(作業連絡用無線)で周波数が異なり、コントローラーの設置が必要で、価格的にも特小無線より高価ですから、どのような環境でもお使い頂けるものではありません。
・通話は2・3・4者間ですが、電波が受信できる場所にいる全てのユーザーはこの通話を聞け、通話が終われば任意の人が通話ユーザーとなって新たな通話を始められます。
・それぞれCH設定などが専用になるため、3者設定で2者間通話、のような「大は小を兼ねる」ことはできません。
・通話に割り込むことはできません。
・他社製品間での同時通話はできません。
・3・4者間通話では、距離が近くてもユーザーの位置関係によっては通話が途切れることがあります。
・3分に一度のタイムアウト制限を解除するため送信出力を低くしているので、交互通話の半分程度まで通話距離は短くなります。
2者間同時通話の代表機種はDJ-R200DLです。生産を終了したDJ-P45、DJ-P25、DJ-R100DLとも通話できます。
強制(PTT)モードなら、呼び出しベル音の代わりに音声で「Aさん、聞こえる?」のように通話したい相手を呼び出してから同時通話が行えます。両者が送信状態になっている間は同時通話ができ、テキパキした短い連絡がしたいときは交互通話の様に使うこともできる便利なモードです。なお、アンテナは必ずLタイプをお選びください。Sタイプも同時通話が可能ですが、通話エリアは極端に狭くなります。
3名であればDJ-P300が対応します。
4人同時通話ができるのがDJ-P400と、ヘルメット装着型のDJ-PHM20です。いずれも交互通話、2名・3名同時通話にも対応しますが交互通話中継はDJ-PHM20以外、対応しません。
クレーン作業などで、近距離で複数名がリアルタイムにつながって、割り込みができる同時通話システムはMシステムがあります。Mシステムは特小無線とは異なるカテゴリー(作業連絡用無線)で周波数が異なり、コントローラーの設置が必要で、価格的にも特小無線より高価ですから、どのような環境でもお使い頂けるものではありません。