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よくあるご質問

特定小電力無線

中継通話

Q1.
中継器を複数組み合わせて、もっと遠くと話したいのですが?
A1.
無線連結中継器と連結に対応するトランシーバーを使えば通話距離を延ばすことができます。ただ、これらは直線的な距離を延ばすのに向いており、例えばコの字やロの字型に複数台設置して「面を広げる」ことはできません。

無線連結中継システムは弊社製中継器とその対応機だけが通話でき、他社製や弊社製でも無線連結に対応しない機種では通話はできません。設置や使用条件の詳細は代表的な連結中継機DJ-P113Rの製品情報をご参照ください。
Q2.
中継器(レピーター)って何ですか?広がるエリアを導入前に調べる方法はあるの?
A2.
受信した電波を文字通り「中継」して通信距離を伸ばしたり、通話できないエリアを解消したりするための機器です。見た目では分かりませんが送信用と受信用に2つの専用チャンネルを別に使って通信しているため、無線機はこれができる「中継器対応」機能のついたモデルが必要です。電波が届く範囲に居るユーザーであれば何人でも通話することができます。中継器の複数連結や同時通話中継などは、それらの機能に対応した子機でシステムを構築する必要があります。

中継器には屋内設置用と、雨風にさらされても大丈夫な屋外設置用があります。取り付けは屋内用であれば壁に掛けてACアダプターをコンセントに接続するだけ、設定も現行品はトランシーバーをリモコン代わりにして無線でできるようになっています。またDJ-R200DLのようにレピーターモードを搭載、設定を切り替えることで簡易的に中継器になるものは、必要な時だけ仮設して使えるので便利です。

広がる通話エリアは設置する高さ、建物内部なら建物の構造などに大きく影響されて、定量的にはいえませんが、トランシーバーが3台あれば広がる通話エリアを大まかに調べる方法があります。

中継器役のAさんが、広げたいエリアの中心やエリア全体が広く見渡せる、なるべく高い、壁など障害物の少ない場所や、通話ができないスポットが見通せる場所に立ちます。無線機は腰につけず、手で持ってください。BさんとCさんは、広げたい通話エリアの両端から場所を変えながら、「裏口前です」「2階一番奥です」のようにお互いに連絡します。この時「AさんとBさん、AさんとCさんの間は通話できるが、BさんとCさんは直接通話できないエリア」が、中継器を導入したときに増えるエリアの目安です。結果が思わしくなければAさんにも動いてもらって、もっと良い場所を探してください。
Q3.
20ch専用機で使える中継器を教えてください。
A3.
20ch専用機は中継通信に対応していません。

*中継チャンネルは、見た目はb12のように1つのチャンネルで表示されますが、実際は送信と受信で別の周波数に切り替えます。これら中継チャンネルが搭載されていない9ch/11ch/20ch専用機は、原理的に中継通話ができません。

*弊社のカタログやHPでは、中継対応の有無を明記しています。価格的にも大きな違いは有りませんから、新規導入の際は47chの中継対応機もご検討ください。

*これら「中継対応機種」はすべてがDJ-R200DLのように「中継器にもなれる」機能を持っているわけではありません。中継器対応、は「中継器の子機として使えるトランシーバー」という意味です。

【重要】
メーカー問わず9ch/11ch専用機は全て旧スプリアス規格の製品で、使用停止の対象です。本件をご存じなければこちらのQ.3とQ.4をご覧ください。