ALINCO

サイト検索

よくあるご質問

ワイドバンドレシーバー

その他のお問い合わせ

Q1.
盗聴器発見機能って何ですか?
A1.
人のプライバシーを侵害し、情報を盗む手段には立ち話を盗み聞きするようなものから、電波を使うもの、ハッキング、画像盗撮などさまざまな方法があり、社会問題化しています。弊社のワイドバンドレシーバーにはこれらの中でもポピュラーな、アナログ音声の電波を使う盗聴器の探査に使用できるものがあります。

アルインコの簡易盗聴器発見機能は市場に流通する盗聴器で傾向的に使われる周波数をメモリーさせてあり、特許の機能を使って初歩的な、電波を通じたプライバシーの漏洩がないかのチェックを行う事ができます。意図的に盗聴器として作られたものの他、ワイヤレスマイク、介護用のケアモニター、ベビーモニター、特定小電力無線等も音を電波で飛ばす関係上、時に第三者が悪意を持って受信する対象となりえます。

インターネット上にこれらセキュリティに関する情報はたくさん有りますから、ご不明な点などは「盗聴」「電波」などをキーワードに検索してください。

※盗聴器として流通する機器の多くは不法ですから、それらを仕掛けると罰せられます。
※弊社は盗聴器メーカーでも興信所でもありません。盗聴という行為自体に対するお問い合せへのサポートは一切行っておりません。盗聴器を発見できなかったことに対する補償はありません。情報漏えいの疑いを強くお持ちの方は、探偵社など専門家にご相談されることをお勧めします。
Q2.
DJ-X11のAGC改造について教えてください。
A2.
DJ-X11標準仕様はACARS受信のデコード率を上げるため、AM音声受信時、音量を信号の強弱にかかわらず同程度に平均化するAGC(オートゲインコントロール)を実装していません。ACARSの2バンド受信時のデコード率が3割程度落ちるので、ACARSファンは標準仕様をお求めください。ACARSは使わない場合、AGC回路を実装するDJ-X11Aをお求めください。なお、DJ-X11Aに一般仕様や鉄道スペシャルのメモリーを書き込んで出荷することも可能です。ご購入前に、販売店にご相談ください。

【ご注意】DJ-X11には、メモリーのみエアバンド仕様になっている旧バージョンのエアバンドスペシャルがございます。ハード的にDJ-X11Aなのかどうかは、背面の銘板の機種名がDJ-X11Aと、「A付き」であることをご確認ください。

なお、保証期間の有無にかかわらず有償になりますが、DJ-X11にAGC機能を追加する改造サービスもご提供しております。販売店に「AGC機能追加」とご依頼いただくか、弊社サービスセンターを直接ご利用ください。本サービスは修理点検を目的とするものではありません。部品の追加後、既定の受信と動作の確認だけをしてお返ししています。

[弊社サービスセンターのご利用方法]
*価格:部品代込技術料3,000円、代引き手数料と運賃込み返送手数料1,200円+税10%=4,620円
 尚、一般修理をご依頼時、AGC改造もご希望であれば追加料金なしで承ります。(修理技術料\5,800+修理に使用する部品代+発送手数料、税諸掛りを申し受けます。)必ず「AGC改造希望」とお書きください。ご明記がないときは勝手に改造することはありません。
*お支払:代引きのみとなります。他の決済方法をご希望でしたら無線機販売店にご相談ください。
*ご依頼方法:返却先ご住所、お名前、昼間に連絡が取れる電話番号、「DJ-X11のAGC改造」を記載したメモ書きを添えて、以下の宛先に運賃元払いでお送りください。なお、復路の配達時間や曜日についてご希望があれば、合わせてお書き添えください。

*梱包について:
1:電池、アンテナなど付属品は一切送らないでください。
2:メモ書きを入れず、送り状の備考欄だけに「AGC改造」と書かれると、読めなかったり修理品と間違って受付されるなどトラブルのもとになりますので、必ず別途メモ書きを入れてください。
3:丸めた新聞紙でもよいので必ず梱包材を使って本体を保護してください。輸送中の振動や落下が原因の故障は保証に関係なく有償修理になります。到着時に異常が見つかったらご連絡を差し上げたうえで一般修理に切り替えます。
4:梱包材にメモが紛れないよう、できればメモをゴムバンドで本体に巻く、ナイロン袋に一緒に入れて梱包するなど、わかりやすくなるようご配慮ください。

【送り先】
〒541-0043 大阪府大阪市中央区高麗橋4-4-9 淀屋橋ダイビル 13F
アルインコ(株)電子サービスセンター
TEL:06-7636-2361
送り状備考欄に「DJ-X11 AGC追加」と記載してください。

※こちらに必要事項をまとめたご依頼書がございます。プリントしてご利用ください。
DJ-X11のAGC機能追加依頼書
Q3.
無線や放送のデジタル移行、アルインコのレシーバーにも影響はあるの?聞こえるアナログ無線はありますか?
A3.
業務無線に関しては、警察はもとより消防救急や自衛隊の通信はごく一部の例外を除きデジタル化したほか、防災、鉄道、タクシーやバスなどの乗り物等、通信のデジタル化は今後どんどん加速します。デジタル通信では、例え同じ周波数や変調方式を受信できるレシーバーを作ってもユーザーが設定する秘話や通話コードが合わないと声を聞くことはできませんし、乗物無線ではGPS位置情報も含めたデジタル配車システムや携帯電話回線を使用するIP無線を導入し、従来とは方式自体が変わってしまったものもあります。

確かにユーティリティ受信ができる分野は減少していますが、以下のような無線はまだまだDJ-X82で受信できます。

・航空無線:アナログ無線受信で一番人気の航空無線。英語が主ですが、一部は日本語を使います。飛行中の高度や位置を地上に連絡する「航空路管制」や、地上局に航路の天候などの情報をもらう「カンパニー」無線の「エンルート」通信、離着陸前後に空港と通信するデパーチャーやアプローチの航空機側の信号は空港から離れた場所でもひんぱんに受信できます。空港気象放送のATIS周波数を空港名で検索、それが受信できれば地上管制の通信も聞こえる可能性があります。UHFの軍用航空無線も通常の管制は決まったチャンネルで、アナログで聞くことができます。空港内の地上業務の無線はデジタル化の影響を受けてアナログでは聞こえないものが増えています。

・国際VHFマリン(船舶):これもユーザーが多いので受信が簡単、使用チャンネルに明確なルールもあるので港や航路の近くだと楽しめる無線です。マンション高層階や山の上など条件が良い場所では海から数十キロ離れた場所でも受信できることがあります。英語、日本語、中国語など各国の言葉が使われ、出入港に関することだけでなく、航行マナーの悪い船への海保の警告なども聞こえます。DJ-X100ではデータ通信のAISが受信でき、PCソフトにつなぐだけで船の位置、船名などの情報がリアルタイムに表示できます。

・特定小電力無線:インカム、と呼ばれることもある無線機です。ありとあらゆるところで使われており、デジタル移行もありません。飲食店、小売店、各種小売・サービス業、小中規模のスーパーやホームセンター(大規模店やモールはデジタル簡易無線をお使いのところが増えています)、ケータイショップ、ハイパワー無線は使用禁止の病院やクリニック、旅館やホテル、アマチュアスポーツの審判やトレーニング、イベント進行、各種式場、消防団や自治会、工事などの現場、さらには各種官公庁でも近距離連絡用に使われていて、バラエティ豊かな通信が聞けることがあります。弱点は電波がせいぜい数百メートルしか飛ばないので、高性能な外部アンテナを立てても使用場所の近くでないと受信できないことです。

・ヘリ無線:実は警察や消防も、ヘリコプターは航空無線のAMやヘリテレ連絡波のFMを使います。チャンネルは決まっていて、現場の様子を漏れ聞くことができる場合もあります。

・消防署活系:以前は大都市の消防にだけ割り当てられていた周波数ですが、デジタル化が始まった際、消防署員や消防団員が現場で活動するときの連絡用に地方の消防にも割り当てが緩和されています。とはいえすべての消防が導入しているわけではなく、導入していても本当に災害や事件があったとき、普通の通信網だけでは足りないときの現場連絡用ですから、使用頻度は高くなく、近くにいないと聞こえません。但し聞こえれば、緊迫した現場の様子が手に取るようにわかることがあります。

・鉄道関連:踏切には保線工事関係者が事故にあわないよう電車の接近を教えてくれる接近警報無線が設置されています。鉄道写真ファンはシャッターチャンスを逃さないようにこれを聞くことがあります。また首都圏以外の私鉄は大きな鉄道会社でもまだまだアナログを使っているところがたくさんあり、遅延情報が駅員と同時にわかります。タクシーやバスもアナログが生きているところがありますが、乗車中に運転手さんが会社と通話する声が聞こえない車両(ナビのような端末が付いた車両)は配車システムごとデジタル化したり、通話していてもIP無線化したものがあります。

この他にも、まだまだ活用されているアナログ無線は身近に残っています。
Q4.
警察や消防のデジタル無線が聞ける受信機はありますか?
A4.
アナログのような感覚で受信できるレシーバーは存在しません。デジタル通信はアナログとは全く別物で、チャンネルを合わせれば聞こえるものではありませんし、そのような運用もされていません。特に公安や防衛関連など公共の安全にかかわる通信は製造から運用まで高いセキュリティレベルで守られており、このような通信が受信できる機器が一般に出回ることはありません。
Q5.
ワイドバンドレシーバーを使うのに免許は必要なのですか?注意する点は?
A5.
無線通信を日本国内で受信するのに、特別な資格や免許は要りません。

ただし電波法第59条に「特定の相手方に対して行われる無線通信を傍受して、その存在もしくは内容を漏らし、又これを窃用してはならない」と定められていますので、受信した内容や情報を発信者に無断で使用したり、他人に通信の内容を話したりすると罰せられます。また音声だけでなく、別の条文でデータ通信や暗号通信の解読と無断使用も禁じられています。

海外の場合、例えばアメリカでは同じような内容が「プライバシー保護法」によって規定されていたり、広帯域受信機を含む無線機の持ち込みが厳しく管理されている国や地域も有りますので、充分に注意が必要です。

日本国内でも場所により無線機や受信機の持ち込みを制限している場所(イベント会場、テーマパーク、官公庁・公共施設等)があり、これらの場所で注意を受けたら速やかに指示に従ってください。さらに、場所柄をわきまえず受信をしていると何かと誤解されやすく、通行人から警察に通報されたり、職務質問を受けたり、とトラブルの元になります。特に盛り場、遊技場の近く、ホテル街などは特に盗聴の誤解を受けやすい場所です。

最も大切なマナーは屋外での受信には必ずイヤホンを使うこと、です。例えば空港の送迎デッキで航空無線をイヤホン無しで聴く方がおられますが、飛行機に興味のない大部分の方には迷惑でしかありません。電車の中で音楽をイヤホン無しで聴くことと同じですから、絶対にお止めください。
Q6.
ワイドバンドレシーバーはラジオと何が違うの?
A6.
一般に広帯域受信機(ワイドバンドレシーバー、スキャナーとも。以下、レシーバー)と呼ばれるものは放送ではない、特定小電力や簡易無線、アマチュア無線、盗聴器のような違法無線、コードレスマイク、航空、鉄道、船舶の無線など、「通信」が受信できるラジオです。昨今はデジタル簡易無線などが受信できる機種も存在し、アルインコのDJ-X100もその一つです。

レシーバーは多くの電波を受信できる分、特定の帯域だけをカバーする専用ラジオに感度のような基本性能の部分で劣ることがあります。例えば短波放送が興味の中心であれば短波専用ラジオがベストです。「何をメインに聞きたいか」によって機種を選択するのがラジオ選びのコツ、といえましょう。レシーバーは主にV/UHF帯の通信を受信するのが主な用途です。

例えば航空機や鉄道の写真を撮るため被写体の接近を知るのに無線を聞く、であればシンプルで価格がリーズナブルなDJ-X82が最適です。航空や鉄道は受信しやすく、複雑な設定や機能は逆に邪魔になります。ですからDJ-X100は航空無線や鉄道無線を受信すること自体を趣味とする方にはお勧めしますが、撮影のような別の趣味のための道具として使う用途には向きません。

広帯域受信で最も重要なのはアンテナです。FM音楽放送以下やUHF簡易無線以上の周波数は、付属のホイップアンテナではカバーしきれないので、目的の周波数をカバーする外付けアンテナが必要です。アンテナメーカーからいろいろなアンテナが発売されていますし、自作する方法もアマチュア無線家やBCLのHPなどで紹介されています。弊社の現行品レシーバー側のアンテナコネクターは規格品のSMA-J(アンテナ側はSMA-P)です。自宅など屋内で使うときは、なるべく高く開けた場所に設置した受信用アンテナを最短のケーブルで接続するのが最良です。いくら高性能アンテナでも、屋内設置ではあまり効果がありません。

DJ-X100は周波数割り当ての原則、使われる電波型式、選択通信用コードの種類、スキャンやサーチ、メモリーチャンネルやバンクなど、通信とレシーバーの用語や意味などを知らないと使いこなすことができません。一般的な機種に採用されている各種自動モードやプリセット設定などは一切省かれているからです。その代わり、シーンに合わせて絞りやシャッタースピードを操作すれば思いのままの写真が撮れる一眼レフカメラ同様、DJ-X100はうまく使いこなせば一般向け機種では受信できない信号も受信できます。

ラジオホビーを始めるためにレシーバーを購入されるなら、設置場所が許す範囲で一番高性能な屋外設置アンテナと広帯域受信や航空無線受信などの解説書を併せてお求めになることを強くお勧めします。これらは無線機専門小売店でお求めになれます。道具を買うだけでは魚が釣れないのと同じで、知識と情報が無いと通信の受信はできません。