よくあるご質問
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Air-Incom.Lite(エアインカムライト)
電源・コンバーター・インバーター
直流安定化電源
Q1.
DM330MVで漏電を感じます。故障ですか?
A1.
運用中、無線機と電源を同時に触ると漏電を感じる、というお問い合わせがありますが、電源の筐体を正しくアースした状態で発生しているので無ければ、異常ではありません。電位の異なる機器(電源と電源、電源と無線機)を触ると、機器間の電位差から電流が人体を通じて流れるために感じるビリビリ、です。弊社ではDM330MVの出荷前検査で絶縁耐圧試験機を使用して国際指標IEC-479-1が規定する感電項目の「通常は有害な生理学的影響がない」0.5mAを下回ることを確認しています。
たとえば機器の筐体のGND端子とベランダの手摺りやコンセントのアース端子間の電位をテスターで測定すると約45V~90Vacの電圧が計測できます。これは、電源回路の入力部のコモンモードフィルターに使用するコンデンサー(Yコンデンサーとも呼ばれます)によるもので、ACラインとGND間に挿入して、AC電源コードなどをアンテナの代わりとして流れる高周波成分を取り除く為に使用するものです。この電位を下げる最良の方法は、DM330MVのGND端子に良好なアースを接続する事です。
DM330MVに限らず、安定化電源をご利用になる場合は無線機などの接続機器と重ねたり、お互いの筐体が接触した状態で設置すると、電位差によりお互いの機器に悪影響を与える原因となることがありますのでご注意ください。
但しアースを接続していても電源装置のボディに触れて感電する場合は、故障の疑いがありますので弊社に点検修理をご用命ください。(例えば電源ケーブルの被膜がはがれて線材が露出したところを触ると感電するように、どのような家電製品でも故障は漏電の原因になります。)
なお、無線機と電源は独立して接地するのが最良です。接地無しで無線機と電源の接地端子を接続するのは前述の接触と同じですから、おやめください。
たとえば機器の筐体のGND端子とベランダの手摺りやコンセントのアース端子間の電位をテスターで測定すると約45V~90Vacの電圧が計測できます。これは、電源回路の入力部のコモンモードフィルターに使用するコンデンサー(Yコンデンサーとも呼ばれます)によるもので、ACラインとGND間に挿入して、AC電源コードなどをアンテナの代わりとして流れる高周波成分を取り除く為に使用するものです。この電位を下げる最良の方法は、DM330MVのGND端子に良好なアースを接続する事です。
DM330MVに限らず、安定化電源をご利用になる場合は無線機などの接続機器と重ねたり、お互いの筐体が接触した状態で設置すると、電位差によりお互いの機器に悪影響を与える原因となることがありますのでご注意ください。
但しアースを接続していても電源装置のボディに触れて感電する場合は、故障の疑いがありますので弊社に点検修理をご用命ください。(例えば電源ケーブルの被膜がはがれて線材が露出したところを触ると感電するように、どのような家電製品でも故障は漏電の原因になります。)
なお、無線機と電源は独立して接地するのが最良です。接地無しで無線機と電源の接地端子を接続するのは前述の接触と同じですから、おやめください。
Q2.
メーターが壊れました。本体は動いているのですが、修理はできますか?
A2.
可動部品なので消耗しやすいアナログメーターですが、生産終了品のメーターは在庫が無くなり、修理サービスも受付を終了させて頂きました。昨今はメーターの部品代と同じ1500円も出せば、小型のテスターが簡単に入手できます。それをメーター代わりに使えば正確に電流や電圧をモニターできます。メーターの故障が他の不具合を誘発することはありません。
現行製品はもちろんメーターの交換修理が可能ですが、1500~3000円の部品代の他に5000~8000円程度の修理技術料と諸掛り、税が掛かります。メーター故障だけであれば現行品もテスターで代用すればお得です。
現行製品はもちろんメーターの交換修理が可能ですが、1500~3000円の部品代の他に5000~8000円程度の修理技術料と諸掛り、税が掛かります。メーター故障だけであれば現行品もテスターで代用すればお得です。
Q3.
安定化電源を2台、直列につないで24Vにすることはできますか?並列で容量を倍にすることはできますか?
A3.
DMシリーズ電源は直列化、並列化に対応するものではありません。無線雑誌やネット上に改造方法などが出ているのを目にしたことがありますが、大きな電流が流れることから誤った工作をすると感電や火災などの事故につながるため、自己責任といえども弊社では一切ご案内は致しておりません。
Q4.
スイッチング式とトランス式の電源、どう違うの?
A4.
※弊社の直流安定化電源は、製品に明示されていない限り無線機器用で、汎用電源に必要なPSEは取得していません。
従来のトランス式(リニア方式)電源は、回路構成上その名の通りトランスを使用します。このため重い、大きい、変換効率が悪い(変換できなかった電力は熱となる)といったデメリットが有りました。そこで作られたのがスイッチング方式の電源で、トランス式のデメリット解消以外に、入力電圧範囲が広く、海外でも国内でも電圧の違いを気にせず使用できるなどから、最近では小型家電のアダプターからコンピューターの電源まで、広く使われている方式です。
スイッチング方式の大容量電源はコストが高くなる、スイッチングノイズが発生しやすい、などのデメリットもありますが、弊社では通信用として特にノイズが出にくいように気を遣った設計をしています。それでもアマチュア無線のユーザーには今でもリニア式が好まれるため、弊社では両方のタイプを生産しています。
従来のトランス式(リニア方式)電源は、回路構成上その名の通りトランスを使用します。このため重い、大きい、変換効率が悪い(変換できなかった電力は熱となる)といったデメリットが有りました。そこで作られたのがスイッチング方式の電源で、トランス式のデメリット解消以外に、入力電圧範囲が広く、海外でも国内でも電圧の違いを気にせず使用できるなどから、最近では小型家電のアダプターからコンピューターの電源まで、広く使われている方式です。
スイッチング方式の大容量電源はコストが高くなる、スイッチングノイズが発生しやすい、などのデメリットもありますが、弊社では通信用として特にノイズが出にくいように気を遣った設計をしています。それでもアマチュア無線のユーザーには今でもリニア式が好まれるため、弊社では両方のタイプを生産しています。